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Jリーグがホームグロウン制度導入と外国人枠変更を決定!登録無制限&J1外国人は5人出場可能に

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Jリーグの外国籍枠の拡大が決定した

 Jリーグは20日に理事会を開催し、ホームグロウン制度の導入と、外国人枠の変更を決定した。

 ホームグロウン制度はホームグロウン選手をトップチームに登録しないといけないというもの。ホームグロウン選手とは「12歳から21歳の間、3シーズンまたは36か月以上、自クラブで登録していた選手」「満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする」「期間は連続していなくてよい」「21歳以下の期限付き移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする」「選手を国籍、またはプロ/アマの別、または年齢で区別しない」「JFA・Jリーグ特別指定選手はホームグロウン選手と見なさない」と定義されている。

 19シーズンからの導入となるが、まずはJ1クラブのみに導入。1クラブ2人以上在籍していないといけない。2021年は3名以上、2022年からは4名以上となる。J2、およびJ3クラブは2022年より導入となる。

 罰則はホームグロウン選手登録が満たされない場合は、翌シーズンのA契約25名枠から不足同数分が減ぜられる。AFCチャンピオンズリーグ出場クラブの場合はA契約27名枠から減ずる。なお、自クラブ第3種または第2種チームで3年以上育成したA契約選手を、A契約25名枠外で登録する制度は存続。当該選手はホームグロウン選手と見なされる。

 外国籍選手枠は登録に関しては、A契約25名枠内であれば制限が設けられなくなる。試合エントリーはJ1が5人、J2及びJ3は4人が上限。試合出場も同様となる。なお、Jリーグ提携国と定めている国(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)の国籍を有する選手は外国籍選手の人数には含めない。

 Jリーグとルヴァン杯でルールを適用。ただしJ1参入プレーオフは試合出場が上限4人となる。天皇杯は別途、日本サッカー協会(JFA)が定めることになる。

 会見に臨んだ村井満チェアマンは「日本サッカーの水準の向上を考えている。外国籍選手の拡大はホームグロウン制度抜きには考えられないもの」と説明した。

(取材・文 児玉幸洋)
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