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長谷部誠がドイツで成功をつかんだ理由…“鬼軍曹”マガト氏が回想「最も印象的だったのは…」

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ボルフスブルク時代のMF長谷部誠

 フェリックス・マガト氏が考える、元日本代表MF長谷部誠がドイツで成功を収めた理由とは? “鬼軍曹”がドイツ『シュポルト1』のトーク番組で、ボルフスブルク時代の同選手について語った。

 25日、マガト氏はフランクフルトの取締役を務めるフレディ・ボビッチ氏らとともにトーク番組に出演。番組内の話題がフランクフルトの快進撃や同チームの主力選手の契約状況に移ると、ボビッチ氏は長谷部との契約延長についても報告した。

 すると長谷部を指導し、ボルフスブルクで公式戦81試合で起用した経歴を持つマガト氏は、司会者のトーマス・ヘルマー氏にコメントを求められ、次のように語った。

「彼を当時(2008年1月)、日本からブンデスリーガに連れてきたが、より前方の位置、右サイドハーフ、または右SBで起用したね。だが、彼に関して最も印象に残っているのは、半年間でドイツ語を学んだことだ。自らチームの輪に入っていき、溶け込もうという努力していた。そういったところが彼の性格を象徴している」

 長谷部はフランクフルトで、ニコ・コバチ前監督に引き続き、アディ・ヒュッター監督の下でもリベロ役としてプレーしているが、マガト氏は「最も適したポジション」と話す。

「もちろん日本人としての勤勉さもあったし、テクニックは非常に優れたプレーヤーだった。そして今現在、彼にとって最も適したポジションでプレーしている」

 ボルフスブルク時代に、その厳しい練習内容から“鬼軍曹”と呼ばれるようになったマガト氏。来年1月で、ドイツにやってきて12年目となる長谷部を、一人の人間としても選手としても高く評価しているようだ。

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