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[関西]仙頭弟が決勝弾!15年創部の関西福祉大が初の1部へ!大院大が2部A降格、近大は残留:1部2部A入替戦

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関西福祉大が初の1部昇格

第96回関西学生サッカーリーグ1部


 第96回関西学生サッカーリーグの1部-2部Aの入れ替え戦が2日にJ-GREEN堺メインフィールドで行われた。1部10位の大阪学院大と2部A3位の関西福祉大は、PKの得点を守り切った関福大が1-0で勝利し、1部昇格が決定。1部9位の近畿大は2部A4位の大阪商業大と対戦し、延長戦の末に2-1で残留を決めた。

 大院大はシュート数7本、関福大はシュート数8本と試合は拮抗した状態で進む。前半は0-0で折り返したが後半19分、関福大がPKを獲得。京都FW仙頭啓矢の弟であるMF仙頭啓生(4年=京都橘高)が冷静にPKを決め、値千金の先制点を守り切った。

 大院大は今季関西選手権を制し、夏の総理大臣杯出場権を獲得。その快進撃は続き、大臣杯でもベスト4進出していた。しかしリーグ戦では勝ち点を積み重ねられず1部10位に。入れ替え戦で敗れ、7年ぶりに1部リーグから姿を消すことになった。一方、2015年4月に創部した関福大は初の1部昇格となった。

 近大は2-1で大商大に勝利し、1部残留を決めた。前半30分に先制されるも、後半8分にFW粟飯原尚平(4年=札幌U-18)が同点弾を挙げて試合は1-1の振り出しに。そのまま90分間を終えて延長戦に突入すると、延長前半14分に粟飯原が再びゴールを決めて逆転に成功する。頼れるエースの2得点で、近大が値千金の勝利を手にした。

 これにより関西学生リーグは2018シーズンの日程を終了。来季の1部12チームは、大阪体育大、関西学院大、関西大、桃山学院大、びわこ成蹊スポーツ大、阪南大、立命館大、京都産業大、近畿大、そして入れ替え戦を勝ち抜いた関西福祉大、自動昇格の大阪経済大、大阪産業大となった。

結果は以下のとおり

【1部・2部A入替戦】(12月2日)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
大阪学院大 0-1 関西福祉大
[関]仙頭啓生(64分)

近畿大 2-1(延長) 大阪商業大
[近]粟飯原尚平2(53分、104分)
[大]平田英明(30分)

●第96回関西学生リーグ特集

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