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前弟が水戸へ完全移籍「どこにいても札幌のことは…」

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札幌から完全移籍することが決まった水戸ホーリーホックMF前寛之

 水戸ホーリーホックは11日、北海道コンサドーレ札幌MF前寛之が完全付き移籍で加入すると発表した。期限付き移籍していた今季はJ2リーグ戦30試合に出場していた。

 1995年生まれの前は小学生時代から兄の貴之(現山口)と同じく札幌アカデミーで育ち、2014年にトップチーム昇格。同年後半戦には、タイ1部のコーンケンFCでプレーした経験を持つ。2年目からは徐々に出番を増やしていたが、札幌がJ1に昇格した昨季は出場機会が激減。水戸での30試合はキャリアハイだった。

 前は水戸の公式サイトを通じて「今年は、水戸ホーリーホックとしては最高勝ち点、最高順位を記録しましたが僕自身まだまだ上を目指したいし、充実した気持ちと同時に悔しさも残るシーズンでした」と決意を披露。「新たな歴史、みなさんが見ていて楽しい試合、また僕自身の目標を達成できるよう精一杯頑張ります」と宣言した。

 また、札幌の公式サイトでもコメントを発表。「スクールから始まりジュニア、ジュニアユース、ユース、そしてトップチームに入って4年と本当に多くの時間を過ごさせて頂きました。その多くの時間の中には恵まれた出会いがあり、監督、コーチ、チームメイトと沢山の人と関わり、サッカーをし、成長することができました。

 今年は水戸ホーリーホックに移籍することを決断し、僕なりに必死な1年を過ごしてきましたが、どこにいても札幌のことは気になるんだなと改めて感じました。今年でコンサドーレを離れますが、今と変わらずに応援したいと思います。また僕自身は来季も水戸ホーリーホックでプレーするので、あいつ頑張ってるぞと思われるくらいにやってやろうと思います。ありがとうございました」と感謝の気持ちを綴っている。

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