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17年ぶり全国出場の浦和南のエース、MF大坂「相手が驚くようなプレーをしたい」

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浦和南高のエース、MF大坂悠力

 選手権優勝3回の名門、浦和南高は第97回全国高校サッカー選手権埼玉県予選を勝ち抜き、17年ぶりとなる選手権出場を果たした。攻撃の中心を担う10番MF大坂悠力(3年)に全国への意気込みを聞いた。

●MF大坂悠力
―17年ぶりの全国出場。
「インターハイの時は2代表で行って、選手権は1代表で1校しかいけないんですけれどもやっぱり一番の景色は違いました」

―周りの印象も変わった。
「試合中も、テレビで見ている人とかスタンドで見ている人も『最後は昌平が勝つだろう』とみんな思っていたと思うんですけれども、その思っていることをひっくり返すことができて嬉しいです」

―予選を突破したことで、選手権までまた1か月以上サッカーができることも自分たちにとって幸せなことだと思うが?
「1か月って短い期間だと思うんですけれども、負けた人たちはみんな引退しているし、そう考えると仲間たちと1か月できるということは大きなことだと思います」

―個人的にもチームを勝たせるプレーができている。
「PKとか含めてインターハイの時よりも確実にチームに貢献できているというのは結果で表せているので、県予選だけじゃなくて全国でも続けたいというのがあります」

―全国ではどのようなプレーを。
「相手が想像つかないような……。相手の逆を取ったり、相手が驚くようなプレーをしたいですね」

―新COPAを試し履きしたが、自分の良さを引き出せる部分は?
「ドリブルが一番持ち味なので、ボールタッチの感覚というのは引き出せそうな感じがあります」

―選手権は東福岡と初戦を戦う。
「相手は全国の強豪ですけれども、インターハイの時も結果は残せていないですけれどもドリブルの部分だったり、個人的には全然通用したと思っているので、そこは自信をもってやりたいですね」

―昌平を倒しての全国。
「昌平はインターハイ全国3位だったので、他の県の人たちも驚いていると思うし、それは自信しかないですね」

―埼玉の応援の後押しもある。
「完全ホームなので(浦和南カラーの)赤く染めたいですね」

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

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