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昌子がトゥールーズで入団会見、リーグアン挑戦に「私の強みのひとつとして…」

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DF昌子源は背番号3を着用する

 トゥールーズは6日、新たに加入する日本代表DF昌子源(26)の入団会見を行った。仏紙『ル・フィガロ』が会見の様子を伝えている。

 昌子とトゥールーズの接触はロシアW杯後から始まっていた。しかし当時は交渉が難航。今冬に改めて契約合意に至り、2022年まで所属することになった。

 すでに5日に練習参加をしていることも明かし、「とても良い気持ちでした」と感想を述べる昌子。チームメートからは「ゲン」と呼ばれており、まずは英語、そしてフランス語でのコミュニケーションを図っていくという。

 リーグアンの印象は、「テレビで観ましたが、しっかりと把握しているのはパリSGとマルセイユです。酒井(宏樹)のおかげですが」と笑みを浮かべる。「サッカーの面で、彼からは特別なアドバイスは聞いていません。自分で見つけるのが好きなので」と新天地での意欲を垣間見せた。

 またストラスブール所属のGK川島永嗣からも、リーグアン挑戦は精神面を非常に強くしてくれると薦められていたことも打ち明けた。

 昌子は「他のクラブにも関心を持たれたが、私が一番興味を持ったのがトゥールーズだった」と語り、フランスでの戦いについて、「私は日本では身長が高いと思われていた。でもここではそれは当てはまらない。しかし、私は心配していません」と自信を見せる。「私の強みのひとつとして、試合中に順応する方法を知っている点があります」と日本で培った経験をうまく生かしていくつもりだ。

 トゥールーズは13日のリーグアン第20節で川島所属のストラスブールと対戦。アラン・カサノバ監督は「ストラスブール戦のメンバーシートに名を連ねることになるだろう」と出場の可能性も示唆している。

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