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52歳でも現役の三浦知良を伊誌が特集「無限のキャリアを歩む元ジェノアFW」

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FW三浦知良

 2019年シーズンも現役続行することを発表した横浜FCのFW三浦知良について、ファッション誌『GQイタリア』が14日、特集を組んだ。

 2月26日に52歳の誕生日を迎える元日本代表FWは、11日に所属先である横浜FCとの契約を更新し、プロ34年目のシーズンに臨むことが決まった。Jリーグでの現役最年長プレーヤーには、世界中から驚嘆の声が上がっているが、イタリア誌も、同年齢の元イタリア代表ロベルト・バッジョ氏や元イングランド代表ポール・ガスコイン氏を引き合いに出し、「カズ・ミウラは52歳でもプレー…バッジョやガスコインら1967年生まれの“若者”は今?」との見出しで特集を組んだ。「元ジェノアFWが無限のキャリアを歩み続ける一方、同年代の選手はとっくの昔に引退している」などと紹介。“キング・カズ”のキャリアを振り返りつつ、今後の活躍を期待している。

「日本人サッカー選手カズヨシ・ミウラには驚かされ続ける。元ジェノアFWは52歳を迎えるが、日本のセリエBにあたるJ2リーグの横浜FCのユニフォームに袖を通し、プロとして新シーズンに臨む。長らく控えに甘んじてはいるが、カズはシューズを脱ぐことを考えていないようだ」

「彼の長い選手生命は衝撃的だ。33年前の1986年にプロとしてブラジルでキャリアをスタートし、セリエAにもやって来た。1994-95シーズンにジェノアでプレーし、サンプドリアとのダービーで1度きりだがゴールを挙げた。長い放浪の末、2006年に横浜という安住の地へ着いた。当時は“まだ”39歳だった。リーグ戦でのゴールは50歳だった2017年3月12日に遡るが、さらなる偉業を達成する時間は残されている」

 また「日本人選手の偉大さを推し量るには、同じく1967年生まれのサッカー界のビッグスターの引退時期や現在、何をしているかを知るだけで十分だ」と綴り、カズの偉大さを強調。同い年の“若者たち”として、バッジョ氏やガスコイン氏のほか、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督やチーロ・フェラーラ元監督、解説者などを務めるニコーラ・ベルティ氏、実業家に転身したイバン・サモラーノ氏、スカウトや仲介人として活動するクラウディオ・カニーヒア氏らの名を挙げ、「もはや十数年前から彼らのユニフォームと靴下姿は想像できない」と締めくくっている。
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