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「これからもパリSGとともに…」カバーニ、チェルシー行きが報じられるもフランスで幸せと強調

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FWエディンソン・カバーニ

 パリSGのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、チェルシー行きの噂が流れているものの現状に幸せを感じていると話した。

 今冬の移籍市場が開幕した1月上旬から、ストライカーの獲得を目指すチェルシーがカバーニの獲得に興味。ウルグアイ代表FWの獲得に向けてパリSGに5000万ポンド(約70億円)を支払う意思があったと考えられていた。過去にはネイマールとの不仲説が報じられ、退団に大きく傾いていたとされる同選手だが『Goal』に対して、フランスの地でプレーすることに喜びを感じており、今後も同チームの一員としてプレーしたいとの考えをあらわにした。

「フットボールだけではなくて、人生においても、人として常に成長しようと努力し、目標を持つ必要があると思う。僕の目標は毎年同じだ。勝利すること、100%のコンディションを維持すること、パリSGとともにできる限り歩み続けることだ。個人的に難しい時期を送っているけれど、ハードワークを続けることだけが成功や結果につながる唯一の方法だと思う。常に100%で取り組み、チームメイトのためにベストを尽くしたい」

「アップダウンのある困難な時だとしても、僕を妨げるものは何もない。なぜなら選手である限りキャリアの中で我慢するときは誰にだって必ず訪れるとわかっているからだ。チームを助けたいと考えているからこそ、ゴールを奪えない状況に満足できないのは当然だ。ゴールを奪うことはセンターフォワードとしての僕に課された役割だ」

 昨夏に就任したトーマス・トゥヘル監督の下、パリSGはここまでリーグ戦で無敗を維持し、2位以下に勝ち点13差をつけて独走。ここ7年間で6度目のリーグ・アン制覇もすでに手中に収まっていると考えられている。さらに、チャンピオンズリーグでも強豪ひしめくグループを首位で通過するなど好調をキープする。これを受け、カバーニは今シーズンよりチームを率いるドイツ人指揮官の手腕を称賛した。

「コーチがチーム内のポジティブな雰囲気を作り出している。それに、フィールド内外で選手たちが少しずつ今まで以上に繋がりを持てるように彼が管理している。これは簡単なことではない。でも、僕たちは団結していると感じているし、友達のような気分だ。僕たち全員はこの状態が続いてほしいと願っている。ゆっくりだけれど、確実にチームとしてさまざまな局面に向かい合うことができている。このことが僕たちをさらに上のレベルへ導いてくれると信じている」

 一方で、9日に行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ準々決勝では、ギャンガンに1-2で敗れて6連覇の夢が潰えた。この敗戦についてカバーニは「フットボールでは起こり得ること」と話し、以下に続けた。

「ときどき全員が揃って戦えるけれど、ある時には何人かの選手が出場できず、代わりの選手を必要とするときがある。これは至って普通のことだ。2019年の始まりに過ぎないし、僕たちはウィンターブレイクを取っていた。カップ戦での戦いは終わったけれど、シーズン前半でチャンピオンズリーグのグループリーグ突破を決め、リーグ戦では首位を走っている。他のチームも良くなっているけれど、僕たちだってこれからも力をつけていけるはずだ」


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