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母校は“選手権W優勝”「抜けてから強くなった…」町田移籍のDF山田将之「僕も負けていられない」

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町田に期限付き移籍で加入したDF山田将之

 今季よりFC東京からFC町田ゼルビアに期限付き移籍するDF山田将之(24)は、「全43試合、合計3870分をフルタイムで出ることが第一の目標」と力強く宣言した。

 青森山田高、法政大と強豪校出身の山田は17年にFC東京に入団。プロ生活をスタートさせたが、2年間でJ1リーグ戦の出場は3試合。主にF東京U-23の一員としてJ3での戦いを強いられた。

 やはり求めたのはトップチームでの出場機会。プロに入って改めて思ったという「試合に出てなんぼ」。よりタフなJ2リーグに身を投じることで、自分自身の成長を促したいと考えている。

 奇しくも母校の青森山田は14日の高校選手権で流通経済大柏を下して2年ぶり2度目の優勝。昨年末には法大も42年ぶりに大学選手権を優勝した。「抜けてから強くなった感じがしますが…」と苦笑いを浮かべるも、「僕も負けていられない」と後輩のたち奮闘を力に変えるつもりだ。

 高校時代の同期であるDF室屋成は、日本代表として現在開催されているアジアカップに参戦中。一方で今月10日にはプロ1年目を終えたばかりの法大の後輩DF武藤友樹が現役を引退を表明した。流れのはやいプロ生活。毎年のようにやってくる分岐点。その選択を誤りたくはない。

「まずはこの開幕まで1か月あるので、とにかく自分をアピールしたい。個人としては全43試合、合計3870分をフルタイムで出ることが第一の目標。ひとつでも多くのクリーンシートであったり、とにかく数字にはこだわっていきたいなと思います」

(取材・文 児玉幸洋)※名鑑データは2018シーズンのものです。

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