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元マンU監督モウリーニョ氏、早急な復帰を否定も「まだ56歳。これからも指導したい」

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ジョゼ・モウリーニョ

 ジョゼ・モウリーニョ氏は、監督業から引退するつもりはなく、まだまだ指揮を執りたいと明かした。

 2016年夏からマンチェスター・ユナイテッドを指揮し、1年目に複数のトロフィーをクラブにもたらしたモウリーニョ氏。しかし、3年目を迎えた今シーズン、同氏は主力との確執を幾度となく報じられ、またチームも不振に喘ぐなど低調な戦いを続ける責任を問われる形で、昨年12月中旬に解任された。

 現在フリーとなったものの、まだまだチームを指揮することに強い意欲を燃やすモウリーニョ氏は、『beINスポーツ』で将来のことなどについて語っている。「私はまだまだ指導したい。長い間フットボール界に身を置いているが、2週間後に56歳とまだまだ若い。今後、私は指揮官への就任が決まった場所に行くことになる。私が今後行くところはトップレベルのフットボールをするところだ」

 また、モウリーニョ氏は古巣のユナイテッドについても言及。昨夏の移籍市場では希望する選手をことごとく逃し、さらにひと悶着のあったポール・ポグバと対立し、同選手を副キャプテンから外したことを公言するなど多くのネガティブな話題が報じられ続けてきた。同氏は2年半過ごしたオールド・トラッフォードでの仕事についても口を開いた。

「マンチェスター・ユナイテッドを(昨シーズンに)プレミアリーグの2位に導けたことは私のキャリアの中で最高の仕事の一つだ。君たちはこの考えに“クレイジーだ”と言うかもしれないが、私はこう言い続ける。なぜなら君たちは裏側について何も知らないし、我々とは別の考えを持っているからだ」

 さらに、ユナイテッドから去った後、古巣のベンフィカなどからも声が掛かったとされるモウリーニョ氏だが「今すぐに仕事を始めるつもりはない。新しいフットボールを知ってからだ」と話すなど今後の身の振り方はまだ決まっていないようだ。
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