アーセナルのウナイ・エメリ監督は19日のチェルシー戦を前に、勝ち点を取りこぼしはもう許されないと考えているようだ。

　19日にエミレーツ・スタジアムで行われるアーセナル対チェルシーの“ビッグロンドンダービー”。4位チェルシーと勝ち点6差の5位アーセナルにとって、この試合で負ければトップ4争いに大きく後れを取ってしまい、マンチェスター・ユナイテッドにかわされて、6位に順位を落とす可能性もある。

　この大一番に先だって行われた会見で、チェルシーに敗れて4位との勝ち点差が9に広がれば、トップ4争いは終焉するかと問われたエメリ監督は「そうだと思う」と認め、この一戦に向けて口を開いた。

「ウエスト・ハム戦の敗戦で、チェルシーとの勝ち点差が3から6になったことで、状況はまったくの別物になった。しかし、あの試合はもう終わったことで、前に進むことのできるチャンスのあるチェルシー戦をこれから迎える。勝つことができれば、彼らに近づけ、我々のやり方で歩みを進められる。選手全員がこのように感じ、土曜日の試合でプレーするチャンスがあると考えているはずだ」

　また、エデン・アザール擁するチェルシー攻撃陣への警戒もあらわにした。「アザールのような選手に対して、世界中の全てのビッグクラブが獲得に挑戦できる可能性を模索しているはずだ。彼は世界の5本の指に入る選手で、これまでに多くの試合で違いを作ってきた」

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