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日本がサウジに勝てば準々決勝で対戦…ベトナムがヨルダンとのPK戦を制して8強入り

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同点ゴールを決めたベトナムのFWグエン・コン・フオン

[1.20 アジア杯決勝T1回戦 ヨルダン1-1(PK2-4)ベトナム ドバイ]

 アジアカップは20日、決勝トーナメントに突入。B組首位通過のヨルダン代表と、D組3位で勝ち抜けたベトナム代表との一戦は、1-1のPK戦の末にベトナムがヨルダンをPK4-2で下した。24日の準々決勝では、明日21日に行われる日本代表サウジアラビア代表の勝者と対戦する。

 試合は前半39分に動いた。PA左脇で間接FKを獲得したヨルダンは、味方が右に小さく動かしたボールをMFバハ・アブデルラハマンが右足一閃。強烈なシュートが右サイドネットに突き刺さり、ヨルダンが先制に成功した。

 1点ビハインドのベトナムは後半6分、右サイドからMFグエン・チョン・ホアンがクロスを供給すると、オフサイドラインギリギリで抜け出したFWグエン・コン・フオンが右足で合わせ、1-1。その後も思い切りの良いシュートを何本も打つ込んだベトナムが優勢に進めた。

 しかし、90分間で決着はつかず、試合は15分ハーフの延長戦に突入。互いに疲れが見える選手を交代させながら勝ち越しゴールを狙ったが、ゴールネットを揺らすことができず、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。

 3人目まで全員成功した先攻のベトナムに対し、ヨルダンは2番手のFWバハ・ファイサルがクロスバー、3番手のMFアーメド・サミルがGKダン・バン・ラムに止められてしまう。守護神の好セーブに応えたいベトナムは、4番手のMFミン・ボン・チャンがGKアメル・シャフィに止められてしまうが、5番手のDFブイ・ティエン・ドゥンが冷静にゴール左へ沈め、ベトナムがPK4-2で勝利。初出場となった2007年以来のベスト8進出を決めた。

 なお、日本対サウジアラビアは日本時間21日、午後8時キックオフを予定している。

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