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長崎総合科学大附高の後輩が明かす、C大阪FW安藤瑞季の高校時代と“ハンパない”一面

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長崎総合科学大附高時代(左)とセレッソ大阪のFW安藤瑞季

 18年のJリーグは例年以上に10代~20歳の選手の活躍が光りました。ゲキサカではプロ1、2年目選手の高校時代を知る後輩たち(現役高校生プレーヤー)に対して、現在プロで活躍するヤングプレーヤーの高校時代についてインタビュー。彼らのピッチ内、ピッチ外で“ハンパなかった”一面や意外な一面とは?

 第17回はセレッソ大阪のFW安藤瑞季選手です。高卒1年目の昨年は3月7日のACLブリーラム・ユナイテッドFC戦でプロデビュー。3月18日のJ1第4節・神戸戦でJ1デビューを果たしました。U-23チームの一員として出場したJ3では15試合1得点。U-20世代屈指のストライカーは、新シーズンの活躍が期待されています。

 その安藤選手は長崎総合科学大附高(長崎)時代に迫力のある攻守、強烈なシュート、大一番での勝負強さなどを発揮。2年時に高校選抜に選出され、高校ナンバー1ストライカーの評価を獲得していた3年時には長崎総科大附をインターハイ、選手権のベスト8へ導きました。その安藤選手について後輩の10番MF仲田瑠選手(3年)と2年時から先発を経験していたDF柏木澪弥選手(3年)が教えてくれた。(紹介してくれた2人の写真はコチラ)

―高校時代の安藤選手の印象は?
仲田「王様みたいな、雲の上の存在でした」

―ピッチ内外ではどうだった?
柏木「ピッチでは指示出して、盛り上げてくれる先輩でした」

―ピッチ外は?
仲田「ピッチ外も食事の管理とかできていて、凄いなと思っていました」
柏木「ピッチ外では面白かったです。後輩思いです」

―ここが「ハンパなかった」というところは?
仲田「フィジカルとスピードが凄かったですね」
柏木「食生活とかの意識が高かったと自分は思っています」

―FWとして凄かったところは?
柏木「前から追うし、収めるところで収めて、仕掛けてどんどんシュートを打っていったりするところです」

―同じFWのポジションに安藤選手がいたら、他の選手は自信なくしそうだけど。
柏木「(実際に)自信なくしましたね(苦笑)」

―ピッチ外での会話も多かった?
仲田「代表から帰って来た時にどんな練習をしたとか。そういう話をしたりしました」

―今でも連絡を取る?(※取材は18年11月)
柏木「連絡が一回ありました。高総体で負けたあとに連絡をもらいました。『頑張れよ。負けたけれど、選手権があるから頑張れよ』と」

―仲田君は彼から10番を受け継いだ。
仲田「誰がどう見ても去年と比べたら引けを取ると思うんですけれども、そこはチーム力でカバーできるようにと」

―先輩に対しての期待も大きい。
柏木「(Jリーグで活躍できるように)頑張ってほしいです」

(取材・文 吉田太郎)

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