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青山が無念の途中離脱…8強入りの森保J、またもボランチが離脱

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スタンドから観戦するMF青山敏弘

 日本サッカー協会は21日、UAEで開催中のアジアカップに出場している日本代表のMF青山敏弘(広島)がチームを離脱することになったと発表した。

 チームは同日、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアを下し、準々決勝進出を決めたが、青山は同日夜の飛行機で所属クラブのキャンプ地であるタイへ移動。クラブのメディカルスタッフによる診断を受けるという。

 青山はグループリーグ最終戦となった17日のウズベキスタン戦(○2-1)にフル出場。控え組中心のチームをゲームキャプテンとして引っ張り、逆転勝利に導いた。しかし、この試合で右膝に違和感を訴え、その後は別調整が続いていた。この日のサウジアラビア戦もベンチ入りせず、スタンドで観戦。大会途中での無念の離脱となった。

 森保ジャパンのボランチはUAE入り後にMF守田英正(川崎F)が負傷で途中離脱。グループリーグ初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)はDF冨安健洋(シントトロイデン)がボランチで先発し、ウズベキスタン戦ではDF塩谷司(アルアイン)が青山とダブルボランチを組んだ。この日も後半44分からは塩谷がボランチに入ったが、本職のボランチはMF柴崎岳(ヘタフェ)とMF遠藤航(シントトロイデン)の2人のみで、今後も塩谷、冨安を含めた総力戦を強いられそうだ。

(取材・文 西山紘平)

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