beacon

ハダースフィールドが新監督の就任を発表…36歳のドイツ人指揮官の下でPL残留を目指す

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヤン・ジーベルト新監督

 ハダースフィールドは、ヤン・ジーベルト氏の新指揮官の就任を発表した。

 今シーズンのプレミアリーグ23節を終えてわずか2勝と最下位に沈むハダースフィールド。この成績不振を受け、14日に2015年からチームを指揮し、45年ぶりの1部昇格などに導いたデイビッド・ワグナー前監督との契約を解除した。

 そして21日、ハダースフィールドはジーベルト氏と2021年までの2年半の契約を結び、36歳の若手指揮官にプレミアリーグ残留を託す決断を下す。同指揮官はこれまでに、U17ドイツ代表のアシスタントや下部リーグ、ボーフムなどでの仕事をした後、2017年からはドルトムントのBチームを指導していた。

 1部での指揮官経験のないジーベルト氏にチームの指揮を託したことについて、ハダースフィールドのディーン・ホイル会長は2年ほど前に同指揮官の招聘に動いていたと明かすとともに、36歳の若手指揮官への期待を寄せた。

「彼ははっきりした性格で、非常に情熱的だ。成功への大きな野心も持つ。それに彼の哲学や信念は我々の考えとマッチしている。彼は高いインテンシティとハイプレッシングのフットボールを好む監督だ。それに、ヤンはドイツの若い選手たちの成長を助けるなどの功績を残している。我々のクラブは若くてハングリーな選手たちを求めており、この件に関しても彼の信念と完璧に一致する」

「まずは可能な限りプレミアリーグに残留するために戦いたい。まだまだ諦めるつもりはない。それだけではなく、我々は中長期的な計画も立てている。ヤンは我々とともに全力を尽くしてくれるだろうし、我々が直面する挑戦をとても楽しみにしているようだ」

 ジ―ベルト新監督は、29日のエバートン戦で初陣を迎えることになる。

●プレミアリーグ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP