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レアル撃破のジローナ監督、不調マルセロのサイド突いたとの指摘に「私たちの選手を生かしただけ」

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レアル・マドリーDFマルセロ

 17日のリーガ・エスパニョーラ第24節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの公式戦9試合ぶりの敗戦を喫した。好調だった彼らに土をつけたのは、不調にあったジローナである。

 ここ12試合勝ちなし(4分8敗)と泥沼に陥っていたジローナだったが、ローテーションを採用したレアル相手に金星をつかんだ。前半にMFカゼミーロに先制点を許したものの、後半にFWクリスティアン・ストゥアニ、FWポルトゥが得点を挙げて逆転を達成している。

 試合後会見に出席したジローナのエウセビオ・サクリスタン監督は試合後、努力し続けてきたチームが然るべき褒賞を手にしたと、満足気な様子だった。

「ああ、私にとってとても幸せな日だよ。私たちは多大な努力、団結の精神の褒賞を手にした。ここまでは報いがなかったが、今日という日に手にしたんだよ。私たちにとっては重要な勝ち点3だ」

「ビハインドを負っていた状況で彼らに主導権を握られたが、しかしスコアは0-1のままで同点は遠いものではなかった。私たちは追いつく可能性を信じることができたんだ。今後も、今日のようなスピリッツを見せ続けなくてはならない」

 ジローナの逆転の起点となったのは、途中出場のポルトゥだった。同選手は今季不調が続き、レギュラーではなくなったDFマルセロのサイドを執拗に攻めて、何度も決定機を生み出した。エウセビオ監督は、マルセロの守備の穴を突くようポルトゥに指示していたのだろうか。

「マドリーの選手たちには大きな敬意を払う。マルセロのような選手であれば、なおさらだ。私たちはただ、自分たちの選手を生かすことで試合を物にしようとしただけだ。ポルトゥは右サイドで良いプレーを見せ続けてきた。マドリーはとても攻撃的なチームだし、もちろんサイドを突いていかなくてはね」

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