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長谷部誠、ボルシアMG戦のプレーは及第点…地元メディアは「力強いパフォーマンス」を評価

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フランクフルトMF長谷部誠

 17日に行われたブンデスリーガ第22節のフランクフルト対ボルシアMGは1-1で決着。地元メディアは、フル出場を果たした元日本代表MF長谷部誠のプレーを「またも力強いパフォーマンス」と高く評価した。

 フランクフルトは上位対決となったこの一戦で、なかなかチャンスをつくり出せなかったものの、前半アディショナルタイムにDFダニー・ダ・コスタのゴールで先制に成功。しかし82分にはボルシアMGのMFデニス・ザカリアの同点弾を許して、1-1で試合を終えている。

 この試合で長谷部のパフォーマンスに及第点の「3」をつけたドイツ紙『ビルト』だが、寸評では「視野を確保し、クレバーなポジショニングでプレーしていた」と記載。その一方で「しかしザカリアにスペースを与えすぎた」と、失点場面における相手選手との距離の取り方についても指摘されている。

 一方、採点は行わず、学校のクラスに例える形でフランクフルトの選手たちを評価する地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』では、長谷部はMFフィリップ・コスティッチやジェルソン・フェルナンデスとともに“よくできました”と、この試合のトップカテゴリーに含められた。プレー内容については、以下のようなコメントを掲載している。

「またも力強いパフォーマンス。ビジョンを失うことなく、相手に走り勝ち、プレーを活性化。だが、ザカリアには1-1の前の決定的な場面でスペースを与えすぎてしまった。とても悔しがっていた」

 またドイツ誌『キッカー』による長谷部の評価は『ビルト』と同様の「3」。マン・オブ・ザ・マッチ及び第22節ベスト11に選ばれたダ・コスタに次ぎ、GKケビン・トラップやコスティッチらと並ぶチーム2位タイの評価となった。なお、これにより今シーズンの平均点は「2.70」から「2.72」に下がり、全フィールドプレーヤーの平均点ランキングでは順位を一つ落として3位となっている。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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