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“新トッティ”ことザニオーロ、レジェンドの助言を明かす「地に足を」…悩みの種は母?

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ローマMFニコロ・ザニオーロ

 ローマでブレイク中のMFニコロ・ザニオーロが、イタリア『メディアセット』のテレビ番組『レ・イエーネ』のインタビューに応じ、心境を語った。

 19歳のザニオーロは昨夏、インテルからローマに移籍すると12月以降レギュラーに定着。12日に行われたチャンピオンズリーグのポルト戦(2-0でローマが勝利)では、ドッピエッタ(1試合2得点)を記録する活躍を見せてチームを勝利へ導いた。

 ローマを代表するレジェンド、フランチェスコ・トッティ氏の後継者として期待を受けるザニオーロ。指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコは、「将来性豊かな選手だが、彼はまだ19歳。背番号10番も含め重圧にさらすべきではない。これから証明しなければならないこともたくさんある」と述べ、慎重な姿勢を見せているが、ザニオーロはクラブの幹部を務めるトッティ氏本人からアドバイスを受けたことを明かした。

「自分が新トッティだとは考えていないが、ずっとローマに残れるようにと願っている。トッティや(アレッサンドロ・)デル・ピエロのようなバンディエラになりたい。トッティからは、『楽しみなのはこれからだ。地に足をつけるように』と言われたんだ」

 ザニオーロの活躍とともに注目を集めているのが母のフランチェスカさん。ローマの若き至宝の母は美貌を武器にインスタグラムで人気を集めており、フォロワーは27万人を超える。リアリティ番組への出演にも意欲を示すフランチェスカさんに対し、ザニオーロは苦言を呈している。「母のことよりもピッチ上の僕について話題になって欲しい。(母とともに受けた)このインタビューも嫌だったのにもう十分だろう。リアリティは勘弁して」とこぼした。

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