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「エメリの下でエジルの居場所はない」英記者が断言…アーセナルの監督選びに疑問も

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アーセナルMFメスト・エジル

 アーセナルMFメスト・エジルは、ウナイ・エメリ監督の下では居場所がないのだろうか。『デイリー・ミラー』のチーフライターであるジョン・クロス氏が、英『スカイスポーツ』内の番組で語った。

 アーセナル最高給となる週給35万ポンド(約5000万円)を受け取るエジル。しかし今季就任したウナイ・エメリ監督のもとで苦しみ、昨年12月末からの公式戦10試合で出場したのはわずかに2試合のみ。指揮官から「戦術的な理由」で度々メンバー外となっている。

 先日のBATEとのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグ(0-1)もメンバー外となっていたエジル。この試合の欠場で、2013年に加入後チームの公式戦313試合で100試合目の欠場となっていた。

 ジョン・クロス氏は、エメリ監督の哲学の中でエジルの居場所はないとしている。

「エジルはアーセナルキャリアで100試合欠場している。そして言うまでもなく、今季はプレー可能でありながら多くの試合を逃している。病気や背中のケガ、そしてエメリが説明する戦術的な理由のためにね」

「それはアーセナル最高給で最も才能ある選手にとって、大きな問題だ。そして、監督とスター選手の間に問題を引き起こす。彼はエメリのスタイルの選手ではない。監督はプレーに強度を要求する。率直に言えば、エメリの哲学と長期的な戦術面において、エジルの居場所はない」

 そして、22年間指揮を務めたアーセン・ベンゲル氏の後任としてエメリ監督を選んだクラブ決断に、ファンが疑問を持ち始めていると語った。

「過去の偉大なベンゲルのチームのような才能に結びついたスタイルではない。アーセナルファンは疑問を持ち始めている」

「エジルは、現時点でその結晶のようなものだ。彼らはエメリのシステムの中で、最も才能ある選手を受け入れることができていない。これは、エメリが正しい任命だったかどうかという疑問を起こさせる」

「もちろん、エメリには時間を与えなければならない。だが、選手を向上させることができる(噂にあった)ミケル・アルテタやブレンダン・ロジャースら賢明な若い指揮官であれば、どうなっていたのだろうかと思う」

 直近の公式戦7試合で4敗を喫するなど、苦しむアーセナル。次戦はホームでELセカンドレグを戦うが、ピッチにエジルの姿はあるのだろうか。

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