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インテルCEOとイカルディ妻が生放送で和解へ前進「インテルは家族」新契約提示へ

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 インテルのCEOジュゼッペ・マロッタ氏とFWマウロ・イカルディの妻で代理人のワンダ・ナラさんが17日、イタリアメディア『メディアセット』のテレビ番組『ティキタカ』に生出演し、和解を図った。

 イカルディは14日に行われたヨーロッパリーグのラピッド・ウィーン戦へ帯同を拒否し、その後キャプテンマークをはく奪されて物議を醸した。シーズン終了後の退団の可能性も報じられる中、ワンダさんはテレビ番組に出演すると夫を弁護し、インテル愛を強調した。

「彼にとって両足を奪われたようなもの。彼は常にインテルのために誇りを持ってプレーしてきた。お金のことを考えたことは1度もない。キャプテンマークを付けることに誇りを持ち、相応しいプレーをしようと全力を尽くしていた。彼はインテルのユニフォームに愛着を感じている。私たちにとってインテルは家族であり、ここを離れたくない」

 またイカルディの妻は、今回のインテルの措置を批判していたマッシモ・モラッティ元会長に仲介を求めたことを涙ながらに明かした。

「彼の意見に感謝し、メッセージを送った。マウロはかなり落ち込んでいたので、彼がプレーできるように助けてほしいとお願いした。今の状況を解決したいと思っている」

 続いてマロッタCEOも番組のインタビューを受け、ワンダさんへ向けて返答した。

「再び平穏を取り戻したい。インテルのため、マウロのため、そしてあなたやファンのためにも我々は最善を尽くす。(キャプテンマークはく奪は)懲罰的な措置ではなかった。会社を運営していく上でとらなければならない決断があり、苦渋の決断だった」

「ここは家庭と同じだ。マウロはまだ25歳。これからもどんどん成長するだろう。(サミル)ハンダノビッチを新キャプテンに任命したからと言って、イカルディの技術的なキャリアに影を落とすことはない。彼をロッカールームに呼び、この決断を説明した。今回の件について近いうちに直接話し合おう。平穏を取り戻した上で、まもなく契約更新のオファーを提示するつもりだ」

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