ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、アトレティコ・マドリー戦の後半の出来に不満を露わにしたが、第2戦への自信をのぞかせた。

　20日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で、ユベントスは敵地でアトレティコと対戦。強豪同士の一戦は膠着状態が続いたが、ユベントスは後半33分に失点すると、同38分に追加点を許して0-2で敗れた。

　アウェーゴールを奪えず、2点のビハインドを背負ってホームでの一戦を迎えることが決まったユベントスのアッレグリ監督は試合後、第2戦で巻き返すチャンスが十分にあると強調した。

「我々はこの試合の後半よりも酷いプレーをできない。アトレティコが相手に良いプレーをさせないチームであるということはわかっていたが、この試合に適応できなかった我々に彼らは罰を与えた。トリノでの試合は簡単にはならない。我々には最高の試合が必要だが、それでも私は自信を持っている」

「我々はリードを許すミスを犯してしまったから、後半は無様な戦いになってしまった。今、我々には流れを変えるチャンスがあり、信念を持ち続けなくてはならない」

　さらに、昨季のCL準々決勝のレアル・マドリー戦を例に挙げ、第1戦の結果を受けて悲しみに暮れる場合ではないと話した。「昨季、マドリーにホームで0-3で負けた後でも我々は死んでいなかったし、今だって死んでいない。この敗戦をすぐに忘れ、トリノでマシなプレーができるように努めたい。何人かの選手が戻ってくる予定で、取り返しのつかないことを嘆く場面でもない」

　第2戦は3月12日にユベントスのホーム、アリアンツ・スタジアムで行われる。

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