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直近リーグ戦から先発11人変更の若手主体の広島、敵地中国で強豪広州に敗れる…次節はホームで本田メルボルン戦

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広島は敵地で広州に敗れた

[3.5 ACL第1節F組 広州 2-0 広島]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第1節が5日に行われ、F組のサンフレッチェ広島が敵地で広州恒大(中国)と対戦し、0-2で敗れた。

 敵地に乗り込んだ広島は、1日のJ1リーグの磐田戦から先発11人全員を入れ替えるメンバーを選択。ユースから昇格したMF東俊希やMF松本大弥、大卒ルーキーのDF荒木隼人らが先発に並んだ。

 13年、15年と過去2度のアジア制覇を経験する中国スーパーリーグの強豪は、若いメンバーで挑む広島を相手に前半から襲い掛かる。19分にはFWユー・ハンチャオの左クロスからMFアンデルソン・タリスカに豪快なヘディングシュートを決められる。さらに同26分にはCKからMFパウリーニョに胸で押し込まれ、リードを2点に広げられた。

 ただ広島はFW渡大生に代えてMF野津田岳人を投入するなど、テコ入れを図った後半、落ち着きを取り戻す。しかし後半32分に左サイドで仕掛けたMF清水航平のシュートや、同38分のCKを合わせた荒木のシュートはいずれもGKに防がれる。前半に比べて明らかにチャンスの数は増えたが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 キャプテンマークを巻いたDF井林章は、「やれたことやれなかったことがはっきり前後半で出た。リーグも同じ課題があるので、追及していきたい」と話した。

 黒星発進となった広島の次節は12日、ホームにMF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を迎えての一戦になる。

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