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飛び級で久保建英ら選出も…森保監督「もっと我々のチームに入ってきてほしい」

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U-22日本代表に選出されたMF久保建英

 飛び級選出となったのは4人。AFC U-23選手権予選に出場するU-22日本代表に、U-20世代で名を連ねたのはFW田川亨介(FC東京)、MF齊藤未月(湘南)、MF久保建英(FC東京)、DF橋岡大樹(浦和)の4選手だった。

 飛び級となったものの、初招集ではない。昨年11月のUAE遠征で負傷のために不参加となった齊藤を除く3選手は、すでに同代表での活動経験があり、2度の活動に参加した田川は6試合1得点、橋岡は4試合に出場し、1度の久保も2試合でピッチに立っている。彼らは今年5月にポーランドで行われるU-20W杯の主軸と言えるが、森保一監督は「育成のところは各年代で活動が分かれる部分があるけど、スカウティング活動に関してはニュートラルにすべての選手を把握している」と東京五輪に出場資格のある選手の活動には常に目を光らせている。

「4、5人ではなく、もっと東京五輪代表の活動の入ってきてほしいと思っている選手はいるので、一つ下の世代だけでなく、権利のある代表選手たちが存在感を見せるプレーをしてもらい、我々のチームに入ってきてほしい」。指揮官は下からの突き上げを期待している。

(取材・文 折戸岳彦)
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