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中島翔哉、10番にこだわらず「番号はただの番号」

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背番号について語ったMF中島翔哉

 自身の信念は揺るがない。昨年9月の森保ジャパン初陣から背番号10を任されてきた日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は背番号について「あんまり気にしていない」と、こだわらない考えを示した。

「前から言っているけど、ずっとそこまで番号にはこだわってない。試合でいいプレーをすることがサッカー選手として、日本代表選手として大事だと思う」。重要なのは背番号よりピッチ上でのプレー。「番号はただの番号。いいプレーをしていくことが大事だと思う」と強調した。

 11年1月のアジアカップ以降、ロシアW杯までの7年半にわたって日本の10番を背負ってきたMF香川真司(ベシクタシュ)が森保ジャパンに初招集され、中島とどちらが10番を付けるかという“10番問題”が勃発。香川は前日18日の練習後、「番号でやっているわけではない」としながらも、「もちろん10番は自分にとって誇り」と、日本の背番号10という重責を長年担ってきたことへの自負ものぞかせていた。

 初の同時招集となった香川と一緒にプレーすることについて中島は「今は全然考えてない」とする一方、「自分より全然経験のある、レベルの高い選手がたくさんいる」と敬意を示した。初のそろい踏みとなった“新旧10番”。香川も背番号については「だれが決めるか分からないので、みなさんも楽しみに。僕も分からないので。特に考えてないです」と話していたが、注目の選手背番号は明日20日にも発表される予定だ。

(取材・文 西山紘平)

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