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若返りを図るドイツ、セルビアとの親善試合はドロー決着…24日にオランダと対戦

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同点ゴールを決めたレオン・ゴレツカ

[3.20 国際親善試合 ドイツ1-1セルビア]

 ドイツ代表は20日、フォルクスワーゲン・アレーナでセルビア代表と国際親善試合を行い、1-1で引き分けた。

 新設されたUEFAネーションズリーグで1勝もできず、リーグBへの降格が決まっているドイツ。DFジェローム・ボアテング(30)とDFマッツ・フンメルス(30)、MFトーマス・ミュラー(29)の3選手を構想外とし、若返りを進める中、この試合では1トップにFWティモ・ベルナー(23)、2列目にMFユリアン・ブラント(22)、MFカイ・ハフェルツ(19)、FWレロイ・サネ(23)と前線に若手を起用した。

 先制したのはセルビアだった。前半12分、右CKからMFネマニア・マクシモビッチに当たってコースが変わったが、中央でフリーだったFWルカ・ヨビッチがヘディングシュートを叩き込み、1-0。GKマヌエル・ノイアーの守るゴールから先制点を奪った。

 同点に追いつきたいドイツは、ハーフタイムにハフェルツをFWマルコ・ロイス、ノイアーをGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに代え、後半に臨む。12分、PA内でロイスが華麗なステップでマークをはがして右足を振り抜くが、GKマルコ・ドミトロビッチが好セーブ。20分には、サネのヒールパスからMFイルカイ・ギュンドアンがGKドミトロビッチをかわして左足シュートを放つが、カバーに戻ったDFにクリアされてしまう。

 なかなかセルビアのゴールをこじ開けることができないドイツだが、後半11分にブラントに代えてMFレオン・ゴレツカを投入すると、これが奏功する。24分、前からのプレスで相手のパスミスを誘発すると、敵陣中央でギュンドガンがインターセプト。PA左からロイスが折り返し、ゴレツカが相手1人をかわして右足シュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 その後もサネらがゴールに迫ったが、この日再三ファインセーブを披露していたGKドミトロビッチから追加点を奪えず。後半アディショナルタイム3分にはセルビアDFミラン・パブコフが一発退場となったが、1-1のまま試合終了。最新FIFAランキング16位のドイツと、31位セルビアとの一戦は、1-1で引き分けに終わった。

 なお、今後EURO2020予選でドイツは24日にオランダと対戦。セルビアは25日にポルトガルと戦う。

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