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格下パナマとまさかのドローに…ブラジル指揮官は「期待以下のパフォーマンス」と不満

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ブラジルのドローを嘆くチッチ監督

 ブラジル代表のチッチ監督は、ドローに終わったパナマ代表戦のパフォーマンスを嘆いた。

 23日に行われた国際親善試合でブラジルはパナマと対戦。負傷中のFWネイマールがスタンドから観戦したこの試合、ブラジルはMFフィリペ・コウチーニョやFWロベルト・フィルミーノを先発で起用した。すると前半32分にMFルーカス・パケタが先制点をもたらすことに成功する。しかし、わずか4分後に同点弾を許し、その後もブラジルは攻勢を強めるも最後までゴールをこじ開けられず、1-1のドローで終わった。

 ブラジルは試合を通して80%近くもボールポゼッションを高め、パナマの3倍以上ものシュートを放ったものの、得点はわずかに1点のみ。この結果を受けて、チッチ監督はチームが期待外れのパフォーマンスだったと認めた。

「これは悪い結果で、酷いパフォーマンスだ。特に前半のパフォーマンスは期待に満たないものだった。ハーフタイムで通常のレベルにまで戻すことはできたかもしれないがね。私はもう少しクリエイティブさを期待していたが、中盤にはもう少し調整が必要だ」

 6月に開幕するコパ・アメリカまで残り3か月を切っており、十分な時間があるとは言い難い。地元開催の同大会では優勝を義務付けられる同チームに対して、チッチ監督は少なからず危機を感じているようだ。

「今日のパフォーマンスは素晴らしいわけでも、とても悪いわけでもなかった。これが我々の現在地だ。コパ・アメリカではもっと良いプレーをするために正しい選択ができるようにならなければいけない」

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