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アッレグリ監督、失言炎上のボヌッチは「試合直後で冷静でない状態だった」

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督が失言のボヌッチを擁護

 ユベントスマッシミリアーノ・アッレグリ監督がミラン戦の前日記者会見を行い、負傷中のFWクリスティアーノ・ロナウドの現状やFWモイーズ・キーンに対する人種差別問題について言及した。5日、クラブ公式ツイッター(@juventusfcjp)が伝えている。

 ポルトガル代表に招集されたC・ロナウドだが、3月25日のEURO2020予選・セルビア戦で前半に右太腿を負傷。今月10日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝・アヤックス戦に間に合うかどうかが注目されていた。指揮官はC・ロナウドの回復状況について「状態は良くなっているようだ。アヤックス戦まであと5日ある中で、いい兆候が見える」とコメント。1回戦第2戦で大逆転に導いた“背番号7”の復帰をほのめかしている。

 アッレグリ監督はC・ロナウド不在で台頭し始めたキーンの成長に満足を示す。クラブでコンスタントに得点を重ね、イタリア代表でも初先発初ゴールを記録した19歳について「キーンの成長には満足しているよ」と語った。「重要なのは彼が地に足を着けてハードワークを続け、偉大な選手になることだ」と大きな期待を寄せている。

 キーンは2日のセリエA第30節・カリアリ戦で得点を決めたものの、その後に問題が勃発。カリアリサポーターからの人種差別行為に対し、キーンは無言で両腕を広げるゴールパフォーマンスで挑発を行った。この行為にDFレオナルド・ボヌッチが触れ、「両者に非があった」とコメント。カリアリサポーターの人種差別行為とキーンの振る舞いを“同等”とみなしたことで、さらなる騒動に発展していた。

 指揮官は「常に戦わないといけないし、決して正当化することはできない」と人種差別行為を否定。失言をしたボヌッチについては「試合直後に冷静でない状態でボヌッチはうまく自身を表現できなかったが、それに気づき謝罪した。この2つは明白なことだ」と弁明している。

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