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17歳FW西川潤が絶妙スルーパスでアシスト!! C大阪、水沼2発&福満弾で首位・名古屋撃破

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アシストを記録したFW西川潤(写真は3月13日のもの)

[4.10 ルヴァン杯グループC第3節 C大阪3-0名古屋 ヤンマー]

 ルヴァン杯は10日、グループリーグ第3節を開催し、ヤンマースタジアム長居では4位のセレッソ大阪(1分1敗)と首位の名古屋グランパス(1勝1分)が対戦。前半に2点のリードを奪ったC大阪が、後半にも1点を加点して3-0の完封勝利を収めた。


 前半10分に先制したのはホームのC大阪だった。高い位置でボールを奪ったMF藤田直之がMF水沼宏太へ預けると、水沼は藤田とのパス交換でPA内に侵入して右足で流し込み、スコアを1-0とした。さらに同15分にはGK圍謙太朗がゴールキックを敵陣深くまで飛ばすと、PA外で処理しようとしたGK武田洋平が目測を誤り、ワンバウンドしたボールは武田を越えてゴール前に転がる。このボールに走り込んだ水沼が無人のゴールに流し込み、一気にリードを2点差に広げた。

 2-0とC大阪がリードして後半を迎えると、スコアが動かないまま試合が進む。すると後半23分にC大阪ベンチが動いてFW高木俊幸に代え、20年の加入内定が発表されている特別強化指定選手の桐光学園高FW西川潤をピッチへと送り込んだ。

 すると後半37分、その17歳FWが魅せた。中盤でルーズボールを拾うと、左足で針の穴を通すような鮮やかなスルーパスを供給。このパスから抜け出したMF福満隆貴が落ち着いて右足で流し込み、C大阪が3点目を奪取。名古屋の反撃を許さずに3-0の完封勝利を収め、初白星を獲得した。

 試合後のインタビューで西川は「良い飛び出しをしてくれたので、自分はそこにパスを出すだけだった。アシストを残せて嬉しい」とデビュー2戦目で“結果”を残したことに喜びを表しつつも、「試合前から得点を取りたい気持ちがあったので、そこは悔しい」とゴールがなかったことに悔しさを滲ませる。そして、今後に向けて「ホームで良い雰囲気でできたので、これからホームでもアウェーでも結果を出していきたい」と意気込みを示し、視線を上へと向けた。

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