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韓国紙「日本では悪童で有名だったが…」慶南の21歳MF邦本を“東京五輪の星”として絶賛

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鹿島を相手に2ゴールを演出したMF邦本宜裕

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で鹿島アントラーズを相手に全2ゴールを演出した慶南FC(韓国)のMF邦本宜裕を韓国紙が絶賛している。

 現在21歳の邦本は浦和ユースで育ち、2013年に2種登録選手として16歳でトップデビュー。その後、浦和ユースを退団して2015年から福岡へ加入したが、クラブの秩序風紀を著しく乱したとして、双方合意の下で契約解除となった。約7か月の無所属期間を経て、昨季から韓国の慶南でプレーしている。

 9日のACLグループリーグ第3節で慶南加入後、初めて日本のチームと対戦した邦本は、後半11分に右サイドからのクロスで相手のオウンゴールを誘発すると、同26分には右CKからMFジョーダン・マッチの追加点をアシスト。試合は2-3の逆転負けとなったが、昨季のACL王者を相手に大きなインパクトを残した。

 韓国『スポータル・コリア』は「邦本が輝いた試合だった」と称賛し、「彼は日本で将来が期待される有望株だったが、態度や行動の問題により、日本のプロの舞台には適応できなかった。結局、彼は昨季に慶南に入団した。日本では悪童として有名な選手だったが、キム・ジョンブ監督と出会い、昨季の慶南の躍進に貢献した」と邦本の経歴を説明している。

 また、韓国『中央日報』も「慶南の攻撃の“核”邦本、慶南で結果を残して2020年の東京オリンピックへ」と題して邦本を特集。「若くして華やかに日本サッカー界に登場したが、才能を開花させる前に問題を起こして2度放出され、行くところがなく迷っていたところでKリーグに定着。慶南でいよいよ真価を発揮している選手だ」と紹介した。

 1997年10月8日生まれで東京五輪世代にあたる邦本。本人も「僕の夢は東京オリンピックに出ること。いつも頭の中で考えている」と出場に意欲を見せ、「まず、チームで結果を残さなければ(代表に)呼ばれることはない。KリーグとACLで慶南の勝利に貢献したい」とアピールを誓っている。

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