beacon

23年ぶりCL決勝へ一歩前進!!アヤックスが敵地でトッテナム撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

アヤックスが敵地で先勝

[4.30 欧州CL準決勝第1戦 トッテナム0-1アヤックス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦が4月30日に行われ、アヤックス(オランダ)は敵地でトッテナム(イングランド)と対戦し、1-0で勝利した。1995-96シーズン以来、23年ぶりのファイナル進出へ一歩前進。第2戦は今月8日にアヤックスのホームで開催される。

 4月27日のプレミアリーグ第36節ウエスト・ハム戦(0-1)から中2日のトッテナムは、同試合から先発4人を変更。5バック気味の3-3-2-2で臨み、FWハリー・ケインを負傷、FWソン・フンミンを出場停止で欠く前線はMFルーカス・モウラとFWフェルナンド・ジョレンテの2トップとなった。

 対するアヤックスは先週末に予定されていたエールディビジ第33節が最終節後に延期となり、中6日と休養は十分。フォーメーションは4-3-3で、DFマタイス・デ・リフト、MFフレンキー・デ・ヨング、欧州CL得点ランク3位タイの6ゴールを記録しているMFドゥサン・タディッチなど、レアル・マドリーやユベントスを撃破した主力メンバーが名を連ねた。

 今大会でサプライズを起こしているヤング・アヤックスは、その勢いのまま立ち上がりに均衡を破る。前半15分、守備ブロックの外側でのボールを回しからMFハキム・ジイェクが縦パスを送り、トッテナムがラインを上げた瞬間にうまく入れ替わったMFドニー・ファン・デ・ベークがPA内中央にフリーで抜け出す。キックフェイントを交えてGKウーゴ・ロリスのタイミングを外すと、右足で左サイドネットに蹴り込み、貴重なアウェーゴールを挙げた。

 得点後、オフサイドではないかとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で検証が行われたが、判定は変わらず。ビハインドを負ったトッテナムは攻撃のギアを上げてゴールに迫る中、前半31分にアクシデント。攻撃時のFKでハイボールに飛び込んだDFヤン・フェルトンヘンがDFトビー・アルデルワイレルト、GKアンドレ・オナナと交錯し、顔面から流血してしまう。治療後に一度はピッチへ戻ったものの、同39分にMFムサ・シソコと交代。ふらつく様子を見せながらスタッフに支えられ、ドレッシングルームに引き上げていった。

 トッテナムは後半も攻め込みながら無得点の時間が続く。一方のアヤックスは後半33分、タディッチのラストパスからPA内左のFWダビド・ネレスがビッグチャンスを迎える。しかし、左足のシュートは右ポストを直撃。追いかけるトッテナムは最後までゴールが遠く、0-1で第1戦を落とした。

●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集
●世界最高峰の戦いを見逃すな!!“初月無料”DAZNでライブ配信中
●プレミアリーグ2018-19特集
●オランダ・エールディビジ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP