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ラツィオが6年ぶり7度目の伊杯制覇! 13戦無敗“破竹”アタランタは56年ぶりの栄冠ならず

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ラツィオがコッパ・イタリア制覇

[5.15 コッパ・イタリア決勝 アタランタ0-2ラツィオ]

 コッパ・イタリアの決勝が15日に行われ、アタランタラツィオが対戦。ラツィオが2ー0で2012-13シーズン以来7度目の優勝を飾った。

 準々決勝では4連覇王者ユベントスを撃破し、準決勝ではフィオレンティーナを破ったアタランタ。公式戦13試合無敗でリーグ戦も現在4位に位置しており、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場にも近づいている。56年ぶりの優勝を狙うべく3-4-3の布陣を敷き、最前線には強烈な個を持つFWドゥバン・サパタ、FWヨシプ・イリチッチ、MFアレハンドロ・ゴメスを起用した。

 対照的にリーグ戦では12敗を喫し、順位も8位に沈んでいるラツィオ。今季のアタランタとの対戦は2回とも敗れており、最高の舞台でリベンジに挑むことになった。3-5-2の布陣で、FWチーロ・インモービレとFWホアキン・コレアを前線に配置した。

 白熱した試合展開も均衡は崩れない。アタランタは前半26分、FKからPA内のこぼれ球をMFマルテン・デ・ローンが右足ボレー。ゴール左ポスト直撃からアタランタは波状攻撃でゴールを狙うも、最後のサパタのヘディングシュートも枠内には入らない。ラツィオは前半35分にDFバストスに代えてDFステファン・ラドゥを投入。両者0-0のまま前半を折り返した。

 後半に入っても拮抗状態は続く。ラツィオは後半21分にインモービレに代えてFWフェリペ・カイセドを投入。同26分にはカイセドがPA右から強引なドリブルで突破を図るが、相手守備陣に阻まれる。アタランタも同32分、A・ゴメスがPA左の深い位置からシュートを放つもMFマルコ・パローロにシュートコースを消され、ゴールポストにはじかれた。

 いまだスコアレスの中、ラツィオは90分間で決着をつけるべく最後の交代カードを切る。MFルイス・アルベルトに代えてMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチを投入すると、この采配が的中。後半37分、左CKをミリンコビッチ・サビッチが頭で合わせて、待望の先制点が生まれた。

 焦るアタランタは直後に一気に3人を交代させるも、後半44分のFKは決め切ることができず。逆にラツィオはカイセドの大きなクリアからJ・コレアがカウンターを沈め、値千金の追加点を挙げた。

 試合はそのまま終了し、ラツィオが2-0で勝利。アタランタへの雪辱を果たし、6年ぶり7度目の頂点に立った。

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