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J2ストライカー“頂上決戦”はイ・ヨンジェに軍配! 中野誠也も本拠地デビューの岡山が1-0で琉球を下す

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決勝点をマークした岡山FWイ・ヨンジェ

[5.19 J2第14節 岡山1-0琉球 Cスタ]

 J2第14節が19日に開催され、暫定15位のファジアーノ岡山はホームで同9位のFC琉球に1-0で勝利した。後半9分にFWイ・ヨンジェがPKで決勝点をマーク。連敗を2で止め、4試合ぶりの白星を手にした。

 前節終了時点で9ゴールを挙げて得点ランク首位に立つ琉球FW鈴木孝司と、8ゴールで同2位の岡山イ・ヨンジェによる9番対決にも注目が集まった一戦。試合前には4月度のJ2月間MVPに選出されたイ・ヨンジェの受賞セレモニーが実施された。

 最初に大きなチャンスを迎えたのは琉球。前半10分にDF西岡大志がPA内右からクロスを送り、鈴木が胸トラップから右足のボレーを見せる。しかし、ゴール左隅へのシュートはGK一森純に弾き出された。

 前半18分には岡山のMF武田将平がゴール前に浮き球のパスを出し、MF仲間隼斗が潰れて流れたボールにFW福元友哉が反応。だが、至近距離から左足で打ったシュートはクロスバーを越えた。

 そこから続いた岡山の攻勢をしのいだ琉球は、前半39分に再び決定機を迎える。相手のクリアボールがPA内中央へ飛び、鈴木が寄せてきたDFよりも先に右足でボレーシュート。しかし、またしてもGK一森のビッグセーブに遭い、均衡を破ることはできない。

 後半の立ち上がりには琉球GKカルバハルも魅せる。開始1分、岡山の仲間が左サイドをえぐり、折り返しからフリーのMF久保田和音が左足でシュートを放つが、カルバハルが左手でストップ。すぐに立ち上がり、こぼれ球に詰めたMF関戸健二のシュートも横っ飛びで防いだ。

 直後の後半2分には岡山がゴール前で立て続けにシュートを浴びせ、最後はDF田中裕介のクロスから右ポスト付近の仲間がヘディングで押し込もうとする。しかし、ここでもカルバハルが立ちはだかり、素早く寄せて体でブロックした。

 GK一森に負けじと乗ってきたカルバハルだったが、後半7分に岡山の福元のスルーパスからPA内に抜け出したイ・ヨンジェをファウルで止めてしまい、PKを献上する。同9分にPKキッカーを任されたのはイ・ヨンジェ。カルバハルの逆を突いて右足でゴール右方向に流し込み、ついにスコアを動かした。

 イ・ヨンジェは2試合連続ゴールとなり、得点ランク首位の鈴木と並ぶ今季9ゴール目。後半31分には、7日に磐田からの育成型期限付き移籍が発表されたFW中野誠也が福元に代わり、2試合連続出場を果たす。本拠地シティライトスタジアムでは初出場となった。

 1点を追う琉球は反撃を試みたが、GK一森のファインセーブによって何度も得点を阻止され、0-1の敗戦。リーグ戦2試合ぶりの黒星となり、アウェーでは3連敗を喫した。

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