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U-22日本代表が史上初のトゥーロン国際決勝へ、“15得点0失点”全勝ブラジルに挑む

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全勝で決勝進出を果たしたU-22ブラジル代表

 トゥーロン国際大会は12日、準決勝第2試合を行い、U-22ブラジル代表がU-21アイルランド代表を2-0で破った。同じ会場で行われた第1試合では、U-22日本代表がU-22メキシコ代表をPK戦の末に下しており、決勝戦のカードが決まった。

 ブラジルはグループリーグでU-22グアテマラ代表、U-18フランス代表、U-23カタール代表と対戦し、13得点0失点という驚異的な戦績で決勝トーナメントに進出。準決勝では同じく全勝でグループリーグを突破したU-21アイルランドを2-0で破り、危なげなく決勝進出を果たした。

 対する日本はグループリーグを2勝1敗の勝ち点6で通過すると、準決勝ではU-22メキシコ代表と対戦。激しい球際を誇る相手に大きく苦しみ、2度の先行を許す展開となったが、MF相馬勇紀(名古屋)とFW小川航基(磐田)のゴールでしぶとく追いつき、規定の90分間を2-2で終えた。

 PK戦では不利とされる後攻になったものの、次々に落ち着いたキックを右側のコースに蹴り込み、5人全員が成功。メキシコは4人目のキックが失敗に終わり、日本が5-4で勝利した。日本にとっては2002年、08年に続く11年ぶり3度目のベスト4入りだったが、史上初めて決勝進出を決めた。

 決勝戦は15日の午後11時(日本時間)にキックオフ。同世代の有力選手たちがA代表としてコパ・アメリカに臨んでいる中、共に来年の東京五輪を狙うU-22日本代表が南米の強豪国に南フランスの地で挑む。

▼第47回トゥーロン国際大会

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