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得点王、MVP「2冠」のU-16代表FW勝島、京都U-18の同期を目標にU-17W杯目指す

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U-16日本代表FW勝島新之助は4得点で大会得点王とMVPの2冠を獲得した

[6.16 U-16インターナショナルドリームカップ第3節 U-16日本代表 5-0 U-16メキシコ代表 ユアスタ]

 12日のU-16ルーマニア代表戦では交代出場で同点アシスト。14日のU-16ナイジェリア代表戦ではハットトリックを達成して強烈な印象を残した。そして、16日のU-16メキシコ代表戦でも前半37分に相手DFをかわして鮮やかなゴール。FW勝島新之助(京都U-18)が「U-16インターナショナルドリームカップ2019 JAPAN presented by 朝日新聞」の大会得点王(4得点)、そしてMVPを受賞した。

「FWとして得点を決めるのは嬉しいです。今回の受賞を成長の糧にしたいです」と得点王、MVPダブル受賞の喜びを語る。相手DFを上手くフェイントでかわし、シュートまで持って行く場面を大会通じて出せたことについては「相手をよく見てシュートを打てました。相手DFが飛び込んでくるシーンが多かったので、簡単に抜くことができました」と説明。ガツガツと飛び込むDFが多かったことで、勝島としてはやりやすかったようだ。

 今後の課題としては「体力が無いのが課題。アジリティを強化することによって、もっと相手と渡り合いたい」と、世界の舞台でも90分間戦える体づくりを挙げた。1つ上のU-17世代はこの秋、U-17ワールドカップを控えている。

「京都U-18からU-17代表のアルゼンチン遠征メンバーに(京都U-18から)遠山悠希選手が選ばれ、刺激になっています。自分のストロングポイントと課題に向き合ってやっていきたい」と同期のMFがU-17代表に選出されたことを意識していた。今大会での活躍を糧にし、U-17W杯出場へ向け、さらなる飛躍を見せたい。
 
(取材・文 小林健志)

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