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押し込まれるであろう展開の中で…DF菅大輝「ボールを持ったら仕掛けたい」

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日本代表DF菅大輝

 コパ・アメリカ初戦チリ戦では出番のなかったMF菅大輝(札幌)は第2節ウルグアイ戦に向け、「ピッチに立ったら得点に絡みたい」という思いを強めた。

 チリ戦をベンチから見て、「試合を通してやれていた部分もあった。最後の決定力のところでチリが上回っていたが、それ以外は力の差はなかった」と感じたようだ。そして、「(久保)建英だったり、チャンスメイクできる選手が多いので好機はつくれていたと思う」と語るように、チームとしての手応えもある。

 だからこそ、今度は自分が試合に出て、ゴールに貢献したいという思いが強い。

「ウルグアイにはトップクラスの選手が多いので、押し込まれる展開になるとは思う。その中で、まずはしっかりと守備をやりつつ、攻撃に切り替わった時に勢い良く飛び出ていくことや、ボールを持ったときの仕掛けのところは出していきたい。昨日は無得点だったので点には絡んでいきたいです」

 レアル・マドリーの左SB、マルセロのプレー映像を好んで見る。「クロスのところは落ち着きがあって、ぎりぎりまで味方の選手を見て正確なクロスを上げる。敵陣でも個ではがせる力がある」と感じている。そして、代表合宿では学ぶ時間が非常に多く、「柴崎岳さんはパスひとつでもこだわりを持っていると感じるし、オカ(岡崎慎司)さんも相手DFに負けないという強い意志が見られたり。そういうところは年代別代表では見られなかったことです」。

 4バックで出るとしたら左SBに入るだろう。札幌の生え抜き選手で日本代表に選ばれた第1号の意気込みは果てしない。

(取材・文 矢内由美子)
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