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美技披露も「負ければ何の価値もない」貪欲に結果を求める久保建英

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コパ・アメリカに参戦中のMF久保建英

 日本代表のMF久保建英は、たとえ個人が好パフォーマンスを出せたとしても、チームとして負けてしまっては意味がないと強調した。コパ・アメリカのチリ戦後のコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。

 東京五輪世代を中心とした若いメンバーで今大会に臨んでいる日本。初戦のチリ戦では計8選手がA代表デビューを果たしたが、2連覇中の相手に力の差を見せつけられ、0-4の大敗を喫した。

 トップ下でA代表初スタメンとなった久保は「この経験は将来的には僕らにとって、とても役立つでしょう」と収穫を語る一方、「ですが今はコパ・アメリカでプレーしているし、年齢を言い訳にすることはできません」と結果に対して反省を口にしている。「僕らは国を代表して来ていますし、次の試合に勝つために全てを出さなければいけない」と続けた。

 個人としては、レアル・マドリー移籍で海外メディアからも大きな注目を浴びる中、好プレーを披露。前半12分には左サイドでMFエリック・プルガルを股抜きでかわし、FW上田綺世に惜しいラストパスを送るなど、会場を沸かせるようなシーンも作った。

 それでも「股抜きをしたとしても、試合で負けてしまえば何の価値もないです。僕らはとにかく勝ちたかった」と完敗に悔しさをにじませている。次戦は21日のウルグアイ戦。日本の攻撃をけん引する18歳MFは「まだグループリーグでは2試合残っています。少なくとも自分の特徴を出せるように試みたいです」と巻き返しを誓った。

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