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イタリアとのPK死闘制した!ユニバ代表“有終連覇”目指しブラジルとの決勝へ

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ユニバ代表がイタリアとのPK戦を制して決勝に勝ち上がった

 ユニバーシアード日本男子代表は11日、準決勝でホスト国のイタリアと対戦し、3-3から突入したPK戦を5-4で制して、決勝に進出した。

 13日の決勝はブラジルとの対戦が決定。キックオフは日本時間14日早朝4時。オリンピック公式サイト「オリンピックチャンネル」で無料生配信される。

 イタリア戦は一進一退の攻防となった。前半24分におCKからオウンゴールで失点した日本だったが、同28分にMF児玉駿斗(東海学園大3年/名古屋内定)がFW小柏剛(明治大3年)のクロスを合わせて同点。後半13分にはDFラインからのロングフィードで抜け出した小柏がゴールネットを揺らして逆転に成功する。

 さらに日本は後半17分にMF金子拓郎(日本大4年/札幌内定)のミドルで追加点を決めたが、イタリアも同34分にビットゥリーニのゴールで反撃。そして後半アディショナルタイムにDF中村帆高(明治大4年)がエリア内でのハンドを取られてPKを献上。GK阿部航斗(筑波大4年/新潟内定)も触ったが、ラストプレーで同点に追い付かれてしまった。

 決勝進出の行方はPK戦に委ねられることに。先攻の日本は、2人目で蹴ったMF明本考浩(国士舘大4年)がGKに止められて失敗。しかしイタリアも2人目が枠外に外してスコアはタイになる。その後は両チームともしっかりと決めていったが、イタリアの6人目で蹴ったビットゥリーニのシュートが左ポストを直撃。日本が歓喜の輪を作った。

 ナポリで開催されるユニバーシアードだが、サッカー競技は今大会が最後になる。日本は前回2017年の台北大会に続く連覇を目指しており、有終の美を飾ることが出来るかに注目が集まっている。

[先発]
GK:阿部航斗
DF:山原怜音、山川哲史、本村武揚、角田涼太朗
MF:金子拓郎(70分→中村帆高)、明本考浩、山本悠樹、児玉駿斗(83分→高嶺朋樹)
FW:小柏剛(88分→上田綺世)、林大地(79分→森下龍矢)

[控え]
GK:オビ・パウエル・オビンナ
DF:田中駿汰
MF:三笘薫、紺野和也
FW:旗手怜央

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