beacon

久保建英、渦中のベイルについて「意見する立場じゃない」 代理人はジダン批判「恥だ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

久保建英がベイルに言及

 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルの代理人が、同クラブを指揮するジネディーヌ・ジダン監督を批判した。

 レアルは、20日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)でバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。この試合でも、今夏の移籍がうわさされるベイルはメンバー外となった。

 試合後、ジダン監督は「ベイルがプレーしなかったのは、退団が非常に近づいているからだ。私たちは彼が間もなく去ると見込んでいる。それは全員にとって最高のことだ。彼の移籍に関して、新しいチームと交渉しているよ」と発言。移籍が迫っていることをポジティブなことだと見解した。

 このジダン監督の発言について、ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は、「レアルのためにやってきた選手について、そのように話をしたジダンは恥である。もしガレスが退団するとしても、ベストな関心を寄せられるからだ。ジダンの押し出しとは無関係だ」と『ESPN』に語り、フランス人指揮官を批判した。

 また、スペイン『マルカ』によれば、この試合でレアルデビューを飾ったMF久保建英もベイルについて問われている。ベイルに別れを告げられたのか尋ねられた久保は、「いや、彼は僕たちと一緒にいます。僕は何が起こっているか知りません。僕は、この件に関して意見する立場にありません」ときっぱり。一方で、「僕が知っているのは、ベイルが偉大な選手であるということだけです」と、先輩への尊敬心を示した。

 ジダン監督は「24時間か48時間かは分からないが、そうなる(移籍する)だろう」と話していたベイルの移籍。クラブと2022年6月までの契約を交わしている同選手には、古巣トッテナムなどが関心を示していると言われているが、去就の行方が引き続き注目される。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●インターナショナルチャンピオンズカップ2019特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP