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タイ代表・西野新監督、1年ぶりの現場復帰に喜び「日本での経験を持ち込みたい」

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タイ代表を率いる西野朗監督

 タイ代表指揮官に就任した西野朗氏が21日、タイのバンコクでの就任記者会見に出席。異国の地での監督就任に喜びを示した。

 タイサッカー協会(FAT)は17日に同氏の新監督就任を発表。A代表とU-23代表を兼任する形での就任となった。FATは「タイサッカーは歴史的な節目を迎えた」と、西野監督の就任を歓迎。タイ国内では早くも期待の声が挙がっている。

 西野監督は会見で「与えられた機会を非常に光栄に思っています。サッカーの発展、彼らの目的のため、私にチャンスを与えてくれた協会に感謝しています」と就任の喜びを口にした。

「私は監督として働くことが好きで、日本での経験をここに持ち込みたいと思っている。もっと責任感があると思う。最も重要なことは、再びサッカーに戻ることができて嬉しいということです」

 昨年のロシアW杯で日本代表を16強に導いた西野監督。タイ代表ではワールドカップ出場を目指したいと考えているようだ。

「チームをより高いレベルに向上させることは、監督しての私の喜びです。もちろん、私はタイ代表をワールドカップに出場させたい」

 過去に「タイ代表チームの選手を視察する機会があった」という西野監督。そこで「彼らはワールドカップとオリンピックに出場できる能力を持っている」と感じた。「私自身の経験から、タイがより高いレベルになることを手助けできると信じている」と自信を見せた。

 タイは9月に開幕するカタールW杯アジア2次予選でアラブ首長国連邦(UAE)、マレーシア、インドネシア、ベトナムと同じG組に入っている。

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