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強豪校の練習施設に潜入取材。新クラブハウス完成の前橋育英練習場は“半端ない”施設

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前橋育英高の新クラブハウス

 高校サッカーの強豪校はどのような環境でトレーニングしているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。各校の協力によって、高校進学を控えた中学生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第24回は17年度選手権日本一、70人以上のJリーガーを輩出している名門・前橋育英高(群馬)のグラウンド、施設を紹介する。

■サッカー高崎グラウンド!







 前橋育英のサッカー高崎グラウンドは、サッカー専用の競技場。全面人工芝でナイター照明設備も完備している。今年は人工芝の張替えも予定。選手たちは授業後に前橋市の同校から高崎市のサッカーグラウンドまで自転車で移動する。

■サブグラウンドも充実




 サブグラウンドも全面人工芝。取材日は、男子と同じく強豪の女子サッカー部がトレーニングを行っていた。

■新クラブハウスが完成!







 今年5月、新クラブハウスが完成。「Jクラブ並みでは?」という声もある充実のクラブハウスだ。スタッフルームのグラウンド側は中からグラウンドが広く見渡せるようになっており、来客、関係者は室内からでも試合、トレーニングを見ることができる。スタッフルームの隣には公式戦用の放送室も。
 
■部室には男女部員全員の…




 空調付きの部室は男女170人もの部員全員にダイヤルロック付きのロッカー。トレーナーが常駐している医務室も広い!!

■アウェーチームにも優しい施設





 ロッカールームはホームチーム、アウェーチーム2チーム分の広さ。それぞれのチームが映像を確認できるようにプロジェクターも完備。屋内施設のロッカーは山田監督と林GMの2人がペンキでチームカラーの黄色と黒に塗り替えたという。

■OBたちの勇姿はここで。







 グラウンドから道一本を挟んだ位置にあるもう一つのクラブハウスは宿泊所も兼ねている。床に人工芝が敷かれた取材エリアにはOBたちのユニフォームや選手権優勝時の写真などが飾られている。選手たちは公式戦前日にDAZNでサッカーを見たり、ミーティングを行ったりする。

■目標は日本一。





 選手たちが気持ちよくサッカーに集中できるように考え、作られた施設。このグラウンド、施設で個、チームとして成長する前橋育英が今夏、インターハイで全国制覇に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)

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