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C・ロナウドの欠場問題、ついに韓国の警察が動く…

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韓国で騒動となったFWクリスティアーノ・ロナウド

 韓国で行われた親善試合でユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが契約を守らずに欠場した問題について、韓国のソウル警視庁が調査を始めたようだ。スペイン『アス』が報じている。

 ユベントスは7月26日、韓国のソウルで行われた親善試合でKリーグオールスターズと対戦。スタジアムにはC・ロナウドを目当てに6万5000人の観客が集まったが、ベンチスタートだったC・ロナウドは最後まで出場せず。試合を主催した『ザ・ファスタ』とユベントスは「C・ロナウドが45分間出場する」という契約を交わしていたことも明らかになり、失望したファンが『ザ・ファスタ』を相手に損害賠償を求める集団訴訟を起こす動きが出ている。

 そうした中、韓国の法律事務所『L.K.B&パートナーズ』の弁護士がC・ロナウドとユベントス、そして『ザ・ファスタ』に対し、詐欺と契約違反で訴状を提出。ソウル警視庁が現在、調査を行っているという。

 ユベントス側はC・ロナウド欠場の理由に関し、コンディションに問題があったためと説明している。また、仮に故意の契約違反だったとしても、C・ロナウドが取り調べで韓国を訪れなければならなくなる可能性は低いようだ。

 同紙によると、ソウル警視庁は国際刑事警察機構や外国政府に引き渡しを求めることは理論上、可能となっているが、1年以上の懲役刑に該当する犯罪にしか関与しないため、あり得そうもないことだと記している。ただ、同紙は「いずれにしてもC・ロナウドのイメージが韓国で非常に悪化してしまったのは間違いない」とレポートした。

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