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マンチーニ、愛弟子バロテッリを突き放す?「私が彼にしてやれることはもう何もない」

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イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督

 イタリア代表監督のロベルト・マンチーニが、18日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、愛弟子のFWマリオ・バロテッリらについて自身の見解を示した。

 マンチーニがインテルおよびマンチェスター・シティ時代に指導した愛弟子のバロテッリはブレシア加入が決まり、2016年夏にミランを退団して以来、3年ぶりにセリエAでプレーすることになった。昨年5月、バロテッリの4年ぶりとなる代表復帰を実現させたマンチーニだが、新天地でシーズン開幕を迎えるイタリア人FWをあえて厳しく突き放した。

「イタリアやブラジルの問題ではなく、所属先を見つけることが重要だ。そしてそれが良い選択だったかどうかは、ブレシアではなく彼自身によって決まる。自宅が近いことでより落ち着いてプレーできることもあるかもしれないが、それだけでは足りない。私は彼のことが大好きだが、私が彼にしてやれることはもう何もない。彼はまだキャリアの真っ只中であり、やろうと思えばまだ力は十分発揮できるということを考えなくてはならない」

 続いてマンチーニは、ユベントスについて言及した。20歳の逸材DFマタイス・デ・リフトが加わったことでDFレオナルド・ボヌッチが出番を失う可能性が指摘されているが、イタリア代表指揮官は前向きに捉えた。

「レオは経験もクオリティもある。これほど強い若者が加われば、彼にとっても(ジョルジョ・)キエッリーニにとっても助けになるはずだ。少し休養をとれるようになるということだからね」

 さらにインテル新加入のFWロメル・ルカクについて見解を問われると、「おそらく(アントニオ・)コンテが必要としていたクオリティを持っているのだろう。強力な選手で、たった1人で攻撃を担うこともできる。まるで洋服ダンスのようだが、鋭いスピードも持ちゴールも決められる」と称えた。

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