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リベリにフィオレンティーナSDがラブコール「金銭面でロシアや中東にかなわないが」

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MFフランク・リベリ

 フィオレンティーナのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)が18日、インタビューに応じ、元フランス代表MFフランク・リベリにラブコールを送った。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。

 リベリは昨シーズン限りで、2007年から12シーズンにわたって過ごしたバイエルンを退団。サウジアラビアのアル・ナスルやエールディビジのPSV、フィオレンティーナらが新天地候補として伝えられてきた中、ロシアのディナモ・モスクワとスパルタク・モスクワからも重要なオファーが届いており、去就が注目されている。

 そんな中、フィオレンティーナのプラデSDは、資金が豊富なロシア勢らの動きを警戒しつつ、改めてリベリへの関心を認めた。

「彼のことが非常に気に入っている。だが彼は現在、(他クラブから)金銭面で非常に重要なオファーを受け取り、検討している段階だ。我々も彼に来て欲しいと思っているが、金銭面において中東やロシアのクラブにかなわない。もし選手として高いレベルでプレーを続けたいのであれば、フィオレンティーナは彼を大歓迎するつもりだ」

 フィオレンティーナでは、17年間にわたってクラブを経営してきたデラ・バッレ兄弟が昨シーズン限りで退陣。イタリア系米国人実業家のロッコ・コミッソ氏が新オーナーに就任し、昨シーズンに16位と低迷したチームの復興を目指している。主力のFWフェデリコ・キエーザの慰留に尽力しているほか、ここまでFWケビン・プリンス・ボアテング、MFミラン・バデリ、MFエリック・プルガルらを獲得した。続いてフランス人MFの獲得を実現することができるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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