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より優れているのは? スペイン紙が久保建英&韓国18歳MFの比較論を紹介…韓国紙「リーガに認められた」

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同じ18歳のMF久保建英とMFイ・カンイン

 スペイン『エル・デスマルケ』が21日、レアル・マドリーの日本代表MF久保建英バレンシアに所属する韓国代表MFイ・カンインの比較論を紹介した。

 久保と同じ2001年生まれのイ・ガンインは10歳でバレンシア下部組織に入団し、昨年10月に17歳でトップチームデビュー。今年5月から6月にかけてポーランドで開催されたU-20W杯では2ゴール4アシストの活躍で韓国の準優勝に貢献し、大会MVPに選出された。

 同紙はマジョルカへの期限付き移籍の可能性が浮上している久保の現状をレポートするとともに、「イ・カンインは久保より優れている」と題し、18歳の両選手について言及している。

「同じアジア人として久保と最も比較される選手の1人は、バレンシアMFのイ・カンインだ」

「リーガ・エスパニョーラでアジア人選手が流行している。U-20W杯の決勝でウクライナに敗れたにもかかわらず、ゴールデンボール(大会MVP)を獲得したバレンシアのイ・カンイン、そしてレアル・マドリーと契約した日本人選手の久保だ」

 続けて同紙は、韓国代表コーチのゴン・オギュン氏の「イ・カンインは久保よりも良い選手」というコメントを掲載。これはゴン氏がU-20W杯後に語っていた言葉だ。ゴン氏は当時、「久保のプレーを直接見たことがあり、今大会までは正直、久保の方が良い選手だと思っていた。カンインを直接見ていなかったからだ。しかし大会が進むにつれて、カンインは久保よりもはるかに上手くて驚いた」と振り返っていた。

 イ・カンインの母国メディアである『韓国日報』も同記事に反応している。上記のゴン氏のコメントを伝えつつ、「久保について言及しているのに、急にイ・カンインが話題にあがった。イ・カンインの方が優れているというゴンコーチの発言が取り上げられるほど、イ・カンインはラ・リーガ内でアジア選手として確かに認められた存在だ」と報じた。

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