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D・ルイスがPK判定に疑問「サラーは接触がなかったと言っていた」

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モハメド・サラーのユニフォームを引っ張ってPKを献上したダビド・ルイス

 アーセナルのDFダビド・ルイスは、リバプールの2点目につながるPKの判定に疑問を持っているようだ。

 24日に行われたプレミアリーグ第3節でアーセナルは敵地でリバプールと対戦。0-1で迎えた後半開始早々、D・ルイスがFWモハメド・サラーのユニフォームを引っ張ったとしてPKに。これをリバプールFWが沈めてリードを広げると、その後両チームが1点ずつを奪い合い、アーセナルは1-3と敗れている。

 しかし、今夏の移籍市場最終日にロンドンのライバルであるチェルシーからアーセナルに加入したD・ルイスは、このPKの判定に疑問を口にする。確かに映像ではサラーのユニフォームが一瞬伸び、若干バランスを崩したように見えるが、レフェリーは即座に笛を吹き、リバプールにPKを与えた。

 アーセナルのウナイ・エメリ監督は試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』で「2点目が試合のキーになった。あれは本当にソフトなペナルティだ。反則に値するとは思わない」と主審の判定に異議を唱える。

 また、当事者のD・ルイスも「モー(サラー)と話をして、彼は“君が僕に触ったとは感じなかった。だから倒れなかったんだよ”と言っていた。彼(レフェリー)はユニフォームが伸びたのを見たと思うけれど、僕にはわからない。彼らにとっても難しい判定だっとは思うよ。だから、クレームをつけるつもりはない」とPKを取られた場面を振り返った。

「仮にかなり大きめのユニフォームを着てプレーすれば、毎回ペナルティになる可能性があるだろうね。相手選手を引っ張ることと、ボールに行こうとする相手の力を弱めることは違う。あれはただ反射的なものだった。彼はPKを与え、僕にイエローカードを与えた。だから、3点目の場面、これ以上ファウルできないし、チームメイトを10人で戦わせるわけにはいかなかった」

 それでも、D・ルイスはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入されるも、難しい場面での判定を強いられるレフェリーへ理解を示している。

「VARではパワーがわからない。だから、仮に力なくユニフォームを引っ張ったように見えても反則になるだろうね。すべてはどのように映像上に映ったかだ。でも、ユニフォームが伸びたように見えれば、ペナルティではないとレフェリーだって言えないと思う。だから、彼を非難するつもりもないし、自分の考えを言ったまでだ。フットボールはいつだってこのようなものだ」

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