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鎌田大地は敗戦のなかの好材料…フランクフルト監督、称賛惜しまず「彼にとても満足している」

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鎌田大地のプレーに満足している様子

 フランクフルト率いるアディ・ヒュッタ―監督は、シントトロイデンへのレンタルから戻ってきた日本代表FW鎌田大地のこれまでのプレーに満足しているようだ。ブンデスリーガ第2節ライプツィヒ戦に向けた記者会見で同選手に言及した。

 ベルギーで昨シーズン16ゴールを決めるなど活躍して今夏フランクフルトに戻った鎌田は、プレシーズンでも好パフォーマンスを見せ続けると、そのままスタメンに定着。これまでの公式戦7試合すべてに出場を果たし、ヒュッター監督もその成長した姿に度々称賛の言葉を口にしてきた。

 23日に開かれた会見でも、0-1で落とした22日のヨーロッパリーグ予選プレーオフ第1戦のストラスブール戦を振り返った際、後半にチームが調子を上げた例として、「ダイチ・カマダが2度の決定機を迎えていたし、その一つでは明確なハンドがあったが、PKが与えられなかった」と鎌田が絡んだ攻撃の場面を指摘。直近の2試合についてのチームの印象について、次のように続けた。

「この2試合では相手チームに大きなチャンスを与えてしまったという感覚はない。ホッフェンハイムもストラスブールも優勢に見えたかもしれないが、(ストラスブール戦においては)前半の我々のプレー、ポゼッション時にパスミスが多過ぎたことも影響しただろう」

「攻撃ではまだ私が期待するほどのチャンスをつくり出せていないのでその点は確かに改善の必要がある。新戦力を加えることでそこでの穴を埋められることを望んでいる。だが、ダイチ・カマダ、うちで彼が見せる姿にはとても満足しているよ。昨日もまた絶対的な存在感を示していた。もちろん彼にはあの決定機を決め切ってもらいたかった」

 今夏、一時はジェノアから具体的な興味を伝えられていた鎌田。元日本代表MFの長谷部誠が不動のリベロを務めるフランクフルトで、居場所を見つけたようだ。

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