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「魔術師タケが相手に催眠術をかけた」久保建英の“トリック”を地元紙が称賛

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巧みなドリブルでPKを獲得したMF久保建英

[9.13 リーガ・エスパニョーラ第4節 マジョルカ0-0ビルバオ]

 リーガ・エスパニョーラ第4節が13日に行われ、MF久保建英の所属するマジョルカはホームでビルバオと0-0で引き分けた。ベンチスタートの久保は後半18分に投入され、本拠地デビュー。同35分にPKを獲得するなど、限られた時間でインパクトを残した。

 今月の国際Aマッチウィーク中に日本代表に招集され、5日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ代表戦(カシマ)、10日のカタールW杯アジア2次予選・ミャンマー戦(ヤンゴン)の2試合に途中出場していた久保。ビルバオ戦前日の合流とあって出場が懸念されたが、ビセンテ・モレノ監督は後半18分に18歳MFをピッチへ送り出した。

 右サイドに入った久保は後半35分、PA内右でDFユーリ・ベルチチェとの1対1を迎えると、左足のまたぎフェイントから縦に突破を図ったところで足を引っ掛けられ、PKを獲得。しかし、キッカーを務めたFWアブドン・プラッツがゴール右に外してしまい、試合はスコアレスドローに終わった。

 惜しくも勝利にはつながらなかったものの、スペイン『マルカ』は久保のPK獲得シーンに注目している。“ティキ・タカ”にかけて「『ティキ・タケ』はここにある」と題した記事で「日本人は自転車に乗ったような方向転換でユーリを破壊し、PKを誘発した。魔術師タケは最初のトリックで彼に催眠術をかけた」と称賛の言葉を送った。

 マジョルカは今節を終えて1勝1分2敗(勝ち点4)の暫定14位。次節は22日に開催され、アウェーでヘタフェと対戦する。

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