サラゴサでハイパフォーマンスを披露し続けるMF香川真司へ、地元メディア『el desmarque』サラゴサ番が惜しみない称賛を送っている。

　今夏ドルトムントを離れ、リーガ2部に所属するサラゴサへの加入を決断した香川。開幕から5試合とも最も得意とするトップ下のポジションで先発すると、チームをけん引する圧倒的なパフォーマンスを披露。15日に行われたエストレマドゥーラ戦(3-1)では80分に勝ち越し点を決めるなど、すでに2ゴールを記録している。

　今季無敗を継続して2位を維持し、8年ぶりの1部復帰を目指すチームにおいてもはや欠かせない存在となった香川。エストレマドゥーラ戦でのプレーぶりを『el desmarque』は「再び輝きを放った」とし、「未だ最高のレベルには程遠い。だが、この日本人はリーガ2部で決定的な選手になるためのステップを継続して登り続けている。サラゴサの攻撃的なサッカーをけん引し、試合を決める追加点を奪った」と絶賛している。

　なお香川は、、試合翌日に自身のSNSでゴールをアシストしたルイス・スアレスへ感謝。「ファンのみんな、昨日の試合ではありがとう! 僕らはもっと良くなっていく! 水曜日(フエンラブラタ戦)も勝つつもりだ。そしてルイス、昨日のゴールは90%君のものだよ」と綴った。

　これに対し『el desmarque』は、「SNSを利用しているサラゴサの選手は、試合後に感謝を示すのが慣習となりつつある」とし、「彼はその野心を示した。ファンへのメッセージは非常に楽観的であり、カガワが最高のレベルに近づき続ければ実現することになるだろう」と、30歳MFのパフォーマンスが試合を決定づけると締めくくっている。

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