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4強行きヘッドで日本人最多記録も更新! 浦和FW興梠「鹿島を倒したい」

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値千金の先制点を決めた浦和レッズFW興梠慎三

[9.17 ACL準々決勝第2戦 浦和1-1上海上港 埼玉]

 日本人史上最多記録を更新する大会通算25点目は2年ぶりの4強入りを大きく近づけた。浦和レッズFW興梠慎三は試合後のフラッシュインタビューで「勝ちたかったけど、何とか勝ちあがれて良かった」とホッとした表情で語った。

 上海上港のホームに乗り込んだ第1戦は2-2のドロー。2点のアウェーゴールにより、第2戦では勝つか1失点以下の引き分けで準決勝突破が決まる中、日本人の大会最多得点記録を持つエースの一撃が試合を大きくラクにした。

 前半39分、左サイドを攻め上がったMF関根貴大のクロスにハイジャンプで反応すると、絶妙なミートのヘディングシュートが炸裂。GKの伸ばした手をすり抜ける強烈な軌道でネットに沈め、これで上海上港は2点が必要な状況となった。

 後半15分、上海上港に1点を返されたが、そのまま試合は終了。浦和は下位カテゴリの水戸を破った天皇杯3回戦を除けば7月20日のJ1第20節・磐田戦を最後に勝利がなく、今回もスコアで上回ることはできなかったが、無事に次のステージに進む形となった。

 殊勲のゴールを挙げた興梠は「ここ最近、非常に苦しい試合をサポーターの皆さんに見せていたので勝ちたかったけど、なんとか勝ち上がれてよかった」と安堵の様子。準決勝の相手は18日に行われる鹿島アントラーズ対広州恒大の結果で決まるが、前回王者の鹿島を古巣とする背番号30は「自分的には鹿島を倒したい」と力強く語った。

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