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不調続くデポルティボ、柴崎交代後に2点差追いつかれドロー

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ゴールを喜ぶデポルティボMF柴崎岳

[9.18 スペイン2部第6節 デポルティボ3-3ヌマンシア]

 スペインリーグ2部は18日、第6節を各地で行い、MF柴崎岳所属のデポルティボヌマンシアと3-3で引き分けた。終盤の2失点で勝利がこぼれ落ち、これで5試合勝ちなし(2分3敗)。4-1-4-1の2列目インサイドハーフで先発した柴崎は後半14分に交代した。

 ヌマンシアは前半13分、早くも試合を動かした。左からのコーナーキックでデポルティボの守備が乱れると、フリーで反応したMFアルベルト・エスカッシがダイレクトシュート。これは目の前のディフェンスに当たったが、跳ね返ってきたボールをゴール左隅にしっかり流し込んだ。

 柴崎は直近の試合より低い位置にポジションを取る場面が多く、前線と最終ラインとのつなぎ役を担おうとするも、この日もオープンで大味な攻め方をするチームの中でなかなか落ち着きをもたらせない。前半は前線のフィジカルに頼った単発攻撃に終始したまま、ノーゴールで終えた。

 それでも後半4分、デポルティボはセットプレーで窮地を一転させる。右コーナーキックをMFアゲル・アケチェが低いボールで蹴りこむと、相手のマークを外したMFビクトル・モジェホがダイビングヘッドで流し込んだ。さらに10分、ゴール右斜め前からのFKをアケチェが弾丸シュートで突き刺し、逆転に成功した。

 後半14分、柴崎はMFビセンテ・ゴメスとの交代でピッチを退く。それでもデポルティボは35分、ペナルティエリア内を駆け上がったモジェホのクロスが相手の手に当たり、PKを獲得。これをFWママドゥ・コネがしっかり決めて、リードを2点に広げた。それでもこのまま試合は終わらない。

 ヌマンシアは後半43分、右サイドからのクロスをDFデリク・オセデがヘディングで合わせて1点を返すと、デポルティボは後半アディショナルタイムにM・コネが2枚目のイエローカードで退場。するとラストプレーで、エスカッシの2点目が決まって同点。そのまま試合は終わり、終了間際に追いつかれたデポルティボは勝ち点1にとどまった。

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